はじめに

 

神の手と聞いて、まず初めに思い浮かべるのは、不思議な力を使い不思議な事をする奇跡的な手を持つ人の事だと思います。

 

たしかに、世の中にはそのような特別な力を持っていると言われる人がいらっしゃいます

 

誰にも真似の出来ない、特別な能力。

 

特別なだけあって、そう言われている方の大半が雷に打たれたり、死の淵をさまよったりと、特別な経験をされている場合が多いようです。

 

私もそんな特別な能力を使えるようになりたい!っと思っても、雷が激しく鳴る山やゴルフ場に自ら出向いたり、滝壺に飛びこんだり、走っている車めがけて飛び出したりと、そんなリスキーな事が出来るはずがありませんし、やりたいとも思いません。死んだら元も子も無いですから。

 

しかし、私がお話ししたい神の手は、不思議でもなんでもなく、事実誰でも出来る可能性がある“技術”なのです。

 

私の師である、下澤正幸先生が見つけ出したメカニズムや編み出した施術方法は、特別な能力を持つ人達をも超えた結果を今まで出してきました。「当たるも八卦当たらぬも八卦」的な適当なものではなく、体のメカニズムを元に、必ず結果が出る方法を常に編み出し、私が先生のもとで学び始めてから今までで、何も変化しなかった、改善が全く見られなかったクライアントは、ほぼ0パーセントという、驚異的な事実を生み出しているのです。

 

クライアントの抱える問題は、医学的には改善しないとされている難病から、それって整体で改善するの? という、どうして整体に来ちゃったのか考えてしまう病気までさまざまです。

ただし、そのメカニズムや施術方法は、決して簡単なものではありません。

 

 今までの西洋医学はもちろん、東洋医学の常識を覆す、全く新しい発想から発見されたメカニズムであり、施術方法なのです。

 

それこそ、端から見れば特別な能力を持つ人達と、何ら変わらないほど不思議に見えるだろうし、弟子の私が見てさえ、何をしているのかチンプンカンプンな事が多々あります。

 

下澤正幸先生から、体のメカニズムや施術方法の説明を聞いた事がある方はご存じかと思うのですが、説明の内容があまりにも複雑で難しすぎて、解るような解らないような、解らないような解るような、結局よく解らないので、「先生はすごい人なんだ!」と、全ての結論にしてしまうほど、理解するだけでも困難な内容なのです。

 

 

 そんな難しい話を、“私から見た”視点で、エピソードも踏まえてお話ししていきたいと思います。

 

 私の視点ですから、下澤先生がお話しするより浅い内容にはなりますが、これを期に少しでも下澤先生の世界を、「問題解決の手」を理解して頂けたらと思います。

 

 

(注)はじめての方は、途中の項目から読みますと、あまり理解できない可能性がありますので、始めの項目から順序お読みになる事をおすすめします。